【Unity】「appC cloudを使ってゲームアプリに課金機能を入れよう」レポート

image_proxy4/14(火)にgeechs様運営の「21cafe」にて、Unityのサンプルアプリにカイト株式会社のMBaasサービス「appC cloud」のアイテムSTOREを実装するハンズオンセミナーを開催致しました。

ご参加いただけなかった方のためにも、当日の様子を簡単にご紹介します!

当日はあいにくの雨にも関わらず、お集まりいただきありがとうございました。20150417102723

前回のハンズオンでも会場を提供していただいた「21cafe」管理人の萩原様よりgeechs様の事業内容のご紹介をしていただき、次に、弊社田仲より「appC cloud」のサービスと実装に利用する「アイテムSTORE」についてのご紹介をさせていただきました。

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登壇した弊社のエンジニア倉持から、当ブログでもご紹介しているUnityの2Dシューティングゲームをベースにしたサンプルプロジェクトについての説明です。 このサンプルプロジェクトにappC cloudの「アイテムSTORE」を実装することで、アプリ内課金の実装とビルドをしていただくという内容でした。

今回はハンズオンではなかったのですが、前回の反省も生かしUnity5.0.0〜に対応したサンプルプロジェクトもご用意させていただきましたので、大きなトラブルもなくスムーズに進行することができ、プログラムの説明やappC cloudの広告メソッドについて説明をさせていただきました。

その後、弊社エンジニアの小川よりappC cloudのプレミアム版についてご紹介をさせていただきました。プレミアム版ですが、6月にはお披露目の予定ですので、しばしお待ちをっ!

gift

最後にアプリをビルドしていただいた方々に実際にゲームで遊んでいただき、ベストスコアだった参加者の方にiTunesカードをプレゼントさせていただきました!私も欲しかったんですが、ベストスコアには及ばず…(笑)
お帰りの際には、セミナー恒例のエコバックや缶バッチ、シールなどのお土産セットをお渡ししました。


以下が当日の資料となります。

サンプルプロジェクト

◎ Unity4.5.1〜をお使いの方
http://bit.ly/1CSvsjD

◎ Unity5.0.0〜をお使いの方
http://bit.ly/1CSvWX9

今後も、appC cloudでは、定期的にセミナーを実施していきます!次回のセミナーも決まり次第、また「peatix」で告知しますので楽しみにお待ちください。
「すべての開発者をハッピーに」をコンセプトに appC cloud は、今後もさまざまなサービスを提供していく予定です。ぜひ、「appC cloud」をご利用ください。

【爆速】Unity未経験者でも、たった10分でアイテム課金ができるサンプルプロジェクト

スクリーンショット 2015-02-24 17.46.17

皆様いかがお過ごしでしょうか。前回のチュートリアルから早くも新たなチュートリアルをご用意いたしました。

今回は、アプリ内課金<アイテムSTORE>の実装をお試しいただけます。アプリ内課金を個人で製作する際、実装が難しく、デザインが大変、なかなか課金をしてくれない。など、敬遠されがちではありますが、appC cloudのアイテムSTOREは10分ほどの作業で簡単に実装することができ、 デザインもアプリに合わせてカスタマイズが可能となっております。

是非、お試しいただき<アイテムSTORE>がいかに簡単に実装できるかを実感していただけたら幸いです。


チュートリアルの内容

今回は「Unity公式の2Dシューティングアプリ」を使用します。

  1. プレイヤー機にストックを持たせて表示させる。
  2. <アイテムSTORE>を実装。
  3. ビルドしたアプリで<アイテムSTORE>を確認

    ・実装後は以下のような流れとなります。

スクリーンショット 2015-02-24 17.41.44

実装したアイテムSTORE内で購入したプレイヤー機がゲーム画面に反映されれば成功!ということですね。

それではチュートリアルへと参りましょう!


チュートリアルの準備

1.下記URLよりサンプルプロジェクトをDLしてください。

 https://app-c.net/schoo/schoo_unity_20150219.zip

UnityのVer.4.6以降を前提としてサンプルプロジェクトを作成しています。

Ver.4.5以前の場合はうまく作動しない場合もあります。

2.サンプルプロジェクトを解凍してください。

ファイルを解凍すると以下のようなファイルが入っています。

スクリーンショット 2015-02-24 17.40.52

これで準備は完了です。

続きを読む

Unity でお試しかっ!本当に簡単、広告実装サンプルプロジェクト&チュートリアル

クリスマスも終わってしまったら一気に師走モードですね。冬休みは、時間があるからUnityでアプリを作ってみようともくろんでるアプリ開発者の方も多いのではないでしょうか?

そこで、これからUnityを試してみたい初心者にも、既にUnityを利用されている方にも、1時間もあれば、Unityの2Dシューティングゲームに「ムーブアイコン広告」と「カットイン広告」を表示できるようになる、サンプルプロジェクト&チュートリアルをご用意しました!

appc_schoo_1210.000  

チュートリアルは、手順一つ一つにキャプチャーつきで、詳しく書いてますので、誰でも簡単にできます!(1つの手順は5分程度で作業できます。)

手順は以下。

  1. サンプルプロジェクトをダウンロード
  2. appC cloud 広告SDKのダウンロード
  3. Unityでサンプルプロジェクトを開く
  4. appC cloud広告SDKの設置
  5. appC cloud初期設定
  6. appC cloud初期化処理
  7. 実装準備
  8. 広告実装 — ムーブアイコン広告 —
  9. 広告実装 — カットイン広告 — 

2DシューティングゲームはUnityのチュートリアルページのものを利用してるので、時間があればゲームを作りも合わせて試してみてもいいですね。それでは、UnityでappC cloudの広告実装にチャレンジください。

1. サンプルプロジェクトをダウンロード

以下のURLからサンプルプロジェクトをダウンロードして解凍してください。

https://app-c.net/schoo/schoo_unity_20141210.zip

スクリーンショット 2014-12-25 12.03.42

本サンプルプロジェクトは12/10にschoo内で配信した「初心者でもUnityアプリに広告実装!広告も簡単に導入できる!儲かるアプリ講座【appC cloud school】Unityシリーズ vol.1」と同じサンプルプロジェクトを利用しているので、わからなくなった時は、こちらも参考にしてください。

2. appC cloudの広告SDKのダウンロード

appC Cloud管理画面(https://app-c.net/)にログインして、appC cloudの広告SDKをダウンロードしてください。

Unity 用の最新SDKをダウンロード

ログインしたら、①SDKダウンロードページへ行き、Unity用の②「Download SDK」ボタンから「appc_cloud_unity_v_2.2.0_20140926.zip」をダウンロードします。

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3. Unityでサンプルプロジェクトを開く

Unityを起動して、手順1.でダウンロードしたサンプルプロジェクト「schoo_unity_20141210.zip」を開いてください。

サンプルプロジェクトを開く

Fileメニューの「Open project… 」で、Project Wizardを開き「Open Other」を選んだら、ダウンロードした「schoo_unity_20141210」の中から「ShootingGame」フォルダを選んで「Open」ボタンで次へ行きます。

appc_schoo_1210.009

UnityのメインエディターにあるProjectビューの「Scenes」フォルダから「Stage」を選ぶと「Game」と「Scene」のビューに「ShootingGame」のUIが表示されます。

appc_schoo_1210.010

これで、サンプルプロジェクトが開け、次の作業の準備が整いました。

4. appC cloud広告SDKの設置

まず、サンプルプロジェクトに、appC cloud のUnity SDKを設置します。

appC cloudのUnity用 SDKを設置

Projectビューに、appC Cloud管理画面よりダウンロードしたSDKファイルの最新バージョン「appc_cloud_plugin_2.2.0_x6.unitypackage」をドラッグ&ドロップします。

appc_schoo_1210.011

下のキャプチャーのように、インポートのダイアログが出ますので、「Import」ボタンをクリックして「Project」ビューに「Plugins」フォルダが現れていれば設置の完了です。

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5. appC cloud初期設定

ここでは、appC cloudの管理画面で、広告設定とアプリのブリッジとなるメディアキーを生成し、appC cloudの広告SDKの初期設定を行います。

まず、appC cloud管理画面(https://app-c.net/)にログインして、アプリの登録をします。

※appC cloudはAndroidとiOSでアプリの登録方法が異なるので気をつけてください。

メディアキーの生成(Androidの場合)

管理画面ダッシュボードで「アプリを登録する」ボタンをクリックしてアプリ管理名を「schoo1210(任意)」と入力して登録。Androidを選択してメディア詳細画面へ。

メディア詳細画面で下図の赤枠のように「アプリ名」「パッケージ名」を入力して、画面下にある「アプリ情報ボタンを更新」ボタンをクリックし「メディアキー」を生成してください。「メディアキー」はコピーボタンでクリップボードにコピーされます。

appc_schoo_1210.013

メディアキーの生成(iOSの場合)

管理画面ダッシュボードで「アプリを登録する」ボタンをクリックしてアプリ管理名を「schoo1210(任意)」と入力して登録。iOSを選択してメディア詳細画面へ。

メディア詳細画面で下図の赤枠のように「アプリ名」「BudleID」を入力して、画面下にある「アプリ情報ボタンを更新」ボタンをクリックし「メディアキー」を生成してください。「メディアキー」はコピーボタンでクリップボードにコピーされます。

appc_schoo_1210.014

次に、アプリにメディアキーを設置します。

メディアキーの設置(Androidの場合)

※iOSのメディアキー設置は、手順7.のappC cloudの初期化コード内で設定します。

「Project」ビューの「Plugins」フォルダから「Android」→「AndroidManifest」を開いてappC Cloud管理画面のメディア詳細設定からコピーした①の”パッケージネーム”と②の”メディアキー”の部分に設置して初期設定の完了です。

① net.appc.cloud.example.ad
② appC cloud で登録したメディアキー

appc_schoo_1210.015

続いて、サンプルプロジェクトに、パッケージ名(Bundle ID)を設置します。

BundleIDの設定(共通)

「File」メニューから「Build Settings …」ダイアログを開いてプラットフォームにAndroidを選び、「Build And Run」をクリック、「Players Setting…」で「Inspector」ビューを開く。さらに「Android(もしくはiOS)」のビューから「Other Settings」にBundle IdentifierにappC cloudの「パッケージ名(もしくはBundle ID)」を入力して完了です。

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6. 実装準備

あと、もう少しです。

appC cloudの初期化コードが入った広告スクリプト「Ad.cs」をサンプルプロジェクトのシーンに設置します。

広告スクリプト「Ad.cs」をシーンに設置

Projectビューの「Scripts」フォルダへ、サンプルプロジェクト内の「Ad.cs」をドラッグ&ドロップします。

appc_schoo_1210.017_1

「Scripts」フォルダに「Ad.cs」が現れていれば設置完了です。

appc_schoo_1210.017_2

Main Cameraに貼り付ける

次に、「Project」ビューから「Ad.cs」を「Hierarchy」ビューの「Main Camera」へドラッグ&ドロップします。これで、シーン上に広告のスクリプトが適用されるようになりました。

appc_schoo_1210.018

7. appC Cloud初期化処理

最後に、appC cloud初期化処理を行います。

初期化処理

「Project」ビューから先ほど設置した「Ad.cs」を開いて⑤の初期化コードのコメントアウトを外して初期化処理の完了です。iOSは、⑥を挿入して完了です。

⑥ .SetMK_iOS(“appC cloud で登録したメディアキー”)

appc_schoo_1210.019

これで、実装準備完了!

次は、いよいよ広告実装の説明です。

8. 広告実装 — ムーブアイコン広告 —

ゲームのスタート画面に表示されるムーブアイコン広告を設置します。

appc_schoo_1210.020

「Project」ビューから実装準備で設置した「Ad.cs」を開いてviewDidLoadメソッド内へ①②のコメントアウトを外して完了です。

appc_schoo_1210.021

次に「Manager.cs」を開いて③④のコメントアウトを外して完了です。

appc_schoo_1210.022

9. 広告実装 — カットイン広告 —

自機が敵にやられた時に表示されるカットイン広告を設置します。

appc_schoo_1210.023

「Project」ビューから先ほど設置した「Ad.cs」を開いて①②のコメントアウトを外して完了です。

appc_schoo_1210.024

「Project」ビューから「Manager.cs」を開いて③の”)”を削除して④⑤⑥のコメントアウトを外して完了です。

appc_schoo_1210.025

最後におまけ。

実装した、広告のをビルドして確認してみましょう。

Androidの場合

端末をPCについないで、ビルド&ランで確認!

Android端末をPCに繋いだら「File」メニューから「Build Settings …」ダイアログを開いてプラットフォームにAndroidを選び、「Build And Run」をクリックすれば端末で確認ができます。

appc_schoo_1210.027

Androidのビルド方法については以下の記事を参照してみてください。

http://tech.gmo-media.jp/post/52903538536/create-android-game-with-unity

iOSの場合

端末をPCについないで、ビルド&ランで確認!

iOS端末をPCに繋いだら「File」メニューから「Build Settings …」ダイアログを開いてプラットフォームにiOSを選び、「Build And Run」をクリック。

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XcodeにLinked Frameworks and Libraries を追加!

Xcodeが立ち上がるので、オプション情報のLinked Frameworks and Librariesの①「+」ボタンから、②のframeworkをダイアログで検索して「Add」ボタンで追加します。

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iOSのビルド方法については以下の記事を参照してみてください。

http://tech.gmo-media.jp/post/54095871491/running-unity-app-on-iphone

以上です。

来年のschooではUnityでアイテム課金が簡単にできるアイテムSTOREの授業を予定しています。アイテムSTOREの実装方法もこのブログでもご紹介したいと思いますのでお楽しみに!

それでは、皆様よいお年をお迎えください。