2日間でテレビに2回、YouTuberにアプリを取り上げられた結果www

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さて、某大型掲示板のスレタイっぽいタイトルにしてみましたが、訴求力のあるメディアに立て続けに取り上げられたアプリがありましたので、どれぐらいダウンロード数やユーザー数が伸びたのかを紹介します。
※特定を避けるためにアプリの内容や名称は避けているのはご了承ください。

まず取り上げられた流れは、

(1)日本テレビ「Zip」で紹介(これによりYahoo!急上昇ワード入り)
(2)同日にフジテレビ「バイキング」内のYahoo!の実績を元にした「急上昇ワード」コーナーにて紹介。
(3)翌日、某有名YouTuberに取り上げられる

と、見事なコンボが決まったわけですがこれによってどれだけユーザーが伸びたのか?

ズバリ最低でも30.4万人増加しています!(appC cloudの広告費に換算するとなんと9,000万円分!)

・TVで流入が増えればランキングが上がりますので、TVからの流入+ランキングからの流入の合計になる
・iOSとAndroidの両OSでアプリをリリースしている

という前提条件はあります。
TVで取り上げられる前日から、取り上げられた3日後までの起動数、ユーザー数を表にしましたので、こちらもご覧ください。

OS 通常時 1日目(TV×2) 2日目(YouTuber) 3日目 4日目
アプリ起動数 Android 73,075 386,697 335,400 310,376 218,219
前日との起動数比較 313,622(529%) -51,297(86%) -25024(92%) -92157(70%)
ユーザー数 19,443 170,535 144,202 144,727 90,421
前日とのユーザー数比較 151,092(877%) -26,333(84%) 525(100%) -54,306(62%)
アプリ起動数 iOS 28,001 974,221 1,149,303 1,833,430 1,043,133
前日との起動数比較 946,220(3479%) 175,082(117%) 684,127(159%) -790,297(57%)
ユーザー数 iOS 4,033 107,359 134,445 206,936 126,563
前日とのユーザー数比較 103,326(2662%) 27,086(125%) 72,491(153%) -80,373(61%)

※ユーザー数は当日のユニークなユーザー数、アプリ起動数は当日のアプリ起動数を示しています。

まずはユーザー数の推移について見てみましょう。
TV紹介時のユーザー数増加はAndroidユーザーが15.1万人、iOSユーザーが10.3万人となっています。
日本ではAndroid:iOSユーザーの割合は3:7とiOSユーザーの方が多い(カンター・ジャパンの調査による)ので、Androidユーザーの方がTVには影響されやすい、と言えるのではないでしょうか。
また、YouTuber紹介時のユーザー増加数はAndroidユーザーが–2.6万人、iOSユーザーが2.7万人なので、このYouTuberさんはiOSユーザーへの影響力が強いのだと思います

次はアプリ起動数の推移について見てみましょう
アプリ起動数/ユーザー数→Androidユーザーは2〜3回起動/ユーザー、8〜9回起動/ユーザー、同じアプリでもOSによって起動数が大きく異なる、というのも興味深いですね。

冒頭にも書いた通り、アプリの特定を避けるために、総合ランキングの具体的な推移は書けませんが、ユーザー増加数はAndroidの方がiOSよりも多いにも関わらず、ランキングの総合順位ではiOSの方がAndroidより上位に食い込んでいます。
Androidユーザーのリテンションの低さが影響しているかもしれませんが、iOSの方が単純なユーザー増加数でランキングが上がりやすい傾向があると言えるのではないでしょうか。

なにはともあれ、やっぱりマスメディアの訴求力ってすごい!と思わされる出来事でした。そして、YouTuberの影響力も恐るべし!
なかなか狙ってできることでは無いと思いますが、TVに取り上げられるようなアプリを作る、という視点は大化けするアプリを生み出すかもしれません。

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